こころとからだの健康

ニューノーマル時代のコミュニケーションpartⅡ ~メンター・メンティ制度導入の勧め~

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新型コロナ感染症の拡大により、厚労省は、「テレワークは、ウィズコロナ・ポストコロナの「新たな日常」、「新しい生 活様式」に対応した働き方であると同時に、働く時間や場所を柔軟に活用する ことのできる働き方として、更なる導入・定着を図ることが重要である。」とし、「テレワークの 適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」を発表しました。

https://telework.mhlw.go.jp/

ウィズコロナで新しい生活様式が求められる中、これまでの社内コミュニケーションが変化し、職場における新たな課題に直面されている企業もあるかと思います。

国土交通省(2020)「平成31年度(令和元年度)テレワーク人口実態調査」結果では、

同僚、上司、取引先との連携や意思疎通に苦労されていることが分かります。

さらに、令和2年6月21 日 内閣府が実施した「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」を見ると、
「あなたの職場において、テレワークで不便な点と考えられるものに関し、重要なものから順 に回答してください。(最大3つ))に対し、
・社内での気軽な相談・報告が困難と感じている と回答した方が34.5%
・取引先等とのやりとりが困難(機器、環境の違い等)と回答した方が34.0%
・画⾯を通じた情報のみによるコミュニケーション不⾜やストレス と回答した方が27.1%
という結果でした。
コミュニケーション不足や困難は、離職や孤立、モチベーションの低下、業務の属人化、生産性の低下、メンタルヘルスの低下、などの課題をはらみます。
特に入社したばかりの社員や若手社員にとっては、コミュニケーション不足の課題は大きな負担となることがあります。
このような課題を解消する方法としてお勧めするのが、厚労省が推奨する「メンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル」です。
http://www.msoffice.jp/files-usr/file_519dc660bb091.pdf

メンター(相談役)は、メンティ(相談者)に対して、豊富な人生経験ともとにキャリア形成の助言を行い、精神的な支えとなる人のことをいいます。人事評価をする上司とは違い、斜め上の立場から支援します。
ロールモデルとは「将来なりたい自分の姿をイメージすることができる、身近なお手本となるような働く先輩」のことをいいます。

メンター制度の導入の目的は、
・メンティの不安解消、自己成長、企業理解、離職予防
・メンターの自己成長、将来のリーダー育成、傾聴力の醸成
・組織の活性化
などが挙げられます。

当社が実施している「メンターメンティ研修」では、

1.メンター制度とは何か
メンター制度の意義、役割の確認を
2.「きく」を学ぶ
傾聴(アクティブリスニング)
3.遠隔でのメンター活動
テレワーク導入企業の課題として遠隔ツールを使用したメンタリングの注意点
4.こんな時どうしたら?
過去事例から考えるケーススタディ、ワーク
5メンター自身のメンタルヘルス
セルフケア、自己理解

1回目の実施後のフォローアップ研修、事例検討会など、メンターをサポートするご提案をさせて頂いております。

これまで導入していたけれど、「形骸化している」「進捗や成果が確認できない」「実施方法の再確認をしたい」 など課題を感じておられる担当者の方、また、導入したことがないので、詳しく知りたいご担当者の方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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