研修

必見!!~暑さの影響、からだやメンタルヘルスに出ていませんか?~

<

~暑さの影響、からだやメンタルヘルスに出ていませんか?~

今年の夏は「猛暑」予報をよく耳にします。平均を超えるこうした暑さは、身体だけではなくメンタルヘルスに影響を及ぼすことがあります。
天候が身体にどのような変化を与えるのか、また、変化に対してどの様に対処したらよいのか考えてみましょう。

私たちの身体は体温を37度以下に保つよう汗をかいて調整をしており、体温調節には自律神経が活躍してくれるのですが、猛暑による室内と外気温の寒暖差が激しくなると、体温調節を担う自律神経は変動による疲れから働きが低下してしまいます。

お日様も体調に影響します。日光は脳にある親時計を目覚めさせ、睡眠のリズムを整えてくれ、また紫外線はビタミンDを生成するために必要ですが、強い日差しを長い時間浴びると暑さに身体は疲れてしまいます。

熱帯夜が続くと熟睡が妨げられ、寝不足に陥ったり、食欲に影響が出ることもあります。
こうした気象による影響は、「気象病」と言われ、季節性のうつ状態として表れることがありますので、要注意です。
特に職場のエアコン設定は、男性を基準としていることが多いため、もとから身体が冷えやすく、ホルモンの影響を受けやすい女性にはリスクとなります。気が付かない内に疲労が溜まることがありますので、予防策を講じてメンタルヘルスの維持を心がけ、夏を乗り切っていただければと思います。

1.日光の量を調整しましょう
強い日差しで疲労感が蓄積すると、夏季うつになりやすくなります。お仕事柄、外出の多い方は、日焼け止めや日傘、遮光衣服の着用など、日光の浴び過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

2.快適な室温の設定をしましょう
職場では、冷え過ぎに注意!長時間座っていても寒さを感じない適温に設定しましょう。自動設定のオフィスでは、ひざ掛けやショール、カーディガンなどを用意しておくなども良いかもしれません。快適温度は人によって違いがありますので、互いを思いやり声を掛け合って調節します。

3.1日3回のバランスの良い食事を心がけましょう
夏はどうしても冷たくて口当たりのいいもの、のど越しのいいものを選びがちですが、冷たいものばかり口にしていると消化不良の原因となることがあります。夏でも温かい食事を心がけましょう。疲労回復を促すビタミンB1を含む豚肉や魚、ミネラルが含まれている牛乳や海藻などもお勧めです。

4.睡眠は質と量が大切
お仕事柄、眼精疲労を感じている方は、就寝前の温湿布。ストレスを感じているときには温湯に浸かるなど、リラクセーションも寝つきを助けます。また、寝る前にスマホやPCの画面を見ていると、ブルーライトの影響で脳が刺激されてしまい、熟睡感に影響を及ぼします。睡眠はメンタルヘルスの維持の要です。寝室の室温は暑からず寒からず、光は最小限に調節しましょう。

5.無理のない運動を実践する
職場では運動不足になりがちですね。疲労回復には、自立神経を整えて副交感神経の働きを助けるために隙間時間に出来る有酸素運動を行うことも効果的です。エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を利用する、比較的涼しい時間に1駅分歩く、通勤の際にいつもよりすこしだけ早歩きしてみるものよいでしょう。
上記を参考にご自身にあった予防策を実践し、健やかな夏を過ごしましょう。

資料ダウンロード全27ページパワハラ防止法に対応!体制づくりに役立つ資料を無料進呈資料ダウンロード全27ページパワハラ防止法に対応!体制づくりに役立つ資料を無料進呈