EAP(従業員支援プログラム)
EAP(Employee Assistance Program)はアメリカで発展した職場のメンタルヘルスサービスで「従業員支援プログラム」と訳され、組織や個人における生産性に影響をもたらす課題の解決を支援し、組織と個人の…
『メンタルヘルス』に関する用語( 全34件 )
EAP(従業員支援プログラム)
EAP(Employee Assistance Program)はアメリカで発展した職場のメンタルヘルスサービスで「従業員支援プログラム」と訳され、組織や個人における生産性に影響をもたらす課題の解決を支援し、組織と個人の…
アルコール依存
長期間、多量にお酒を飲んだ結果、アルコールに対する精神依存、身体依存をきたした精神疾患のことを言います。厚生労働省によると、2013年には国内にアルコール依存症が疑われる人は113万人ほどいるとされていますが、実際に医療…
一次予防
一次予防とは、個人一人一人が、生活習慣を改善して健康を増進し、生活習慣病等を予防すること 厚生労働省は、「21世紀における国民健康づくり運動の推進について」の中で、 『医学の進歩による人口の高齢化及び疾病構造の変化を勘案…
公認心理師
メンタルヘルスへの関心が高まるなか、長らく民間資格のみだった心理職の国家資格化のため、公認心理師法が平成27(2015)年9月9日成立し、平成29(2017)年9月15日に施行されました。 公認心理師の業務…
気分障害
気分障害とは、病的な気分の変化を特徴とする疾患を指します。そのうち、抑うつ気分を主な症状とする場合はうつ病と、高揚した気分が持続してみられる場合を双極性障害といいます。 うつ病とは、抑うつ気分や、興味や喜び…
こころの健康づくり計画
メンタルヘルスケアは、中長期的視野に立ち継続的・計画的に行うこと、事業者が労働者の意見を聴きつつ事業場の実態に則した取組みを行うことが必要です。このため衛生委員会などで十分調査審議を行い、事業者が同ケアを積極的に推進する…
快適職場つくり
中央労働災害防止協会 安全衛生情報センターによると、 『勤労者は、生活時間の3分の1を職場で過ごしています。職場は、いわば勤労者の生活の場ともいえます。その生活の場が暑すぎたり、寒すぎたり、汚れていたり、不自然な姿勢等の…
ストレスチェック
「労働安全衛生法」が改正されて、労働者が 50人以上いる事業所では、2015年 12 月から、年1回、「ストレスチェック」を全ての労働者に対して実施することが義務付けられました。精神障害による休職者の増大や、精神障害、自…
産業カウンセラー
産業カウンセラーは、働く人たちが抱える問題を自らの力で解決できるように援助する、働く人のサポーターです。産業カウンセラーの資格は1960年から、資格認定試験は1971年から始まり、現在は一般社団法人日本産業カウンセラー協…
精神保健福祉士
精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格につけられた呼称です。 主な役割として、精神障害者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練や様々な援助を行います。この職種は、1950年代…
職場におけるメンタルヘルスケア対策 「3つの予防」
日本では、戦後の産業・経済の発展による労働環境の構造的変化に伴って職業性疾患が増加したことに対応するために、労働者の健康対策がすすめられてきました。 当初の健康対策は、疾患に至った労働者の治療に焦点がおかれていましたが、…
セルフ・エフィカシー
セルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、ある状況下で自分は適切な行動をとることができるという「自信」や「期待」を意味します。カナダの心理学者アルバート・バンドューラが提唱した概念で、日本語では「自己効力感…
ソーシャルスキルトレーニング
Social Skill Trainingの頭文字を取って、SSTと呼ばれています。日本語では「社会生活技能訓練」または「生活技能訓練」ともいいます。 ソーシャルスキルトレーニング(以下SST)は、その人が生活しやすいよ…
ストレスコーピング
人がストレッサーにさらされると、心身に反応が起こります。例えば、心拍や血圧の上昇、発汗、筋緊張等身体的な反応や、怒り、不安といった感情や気分の反応が挙げられます。このような心身の反応が生じた時に、なんとかしようと行動しま…
調査面接法
survey interview 心理学や社会学の研究領域で多く行われる面接方法です。 統計調査、標本調査の一つです。 多人数からの情報を収集することを目的とします。 調査員が形式が統一された質問票を用意し、面接を行って…
適応障害
/ Adjustment Disorders / 日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。 日常生活の中で起こ…
DSM(ディー・エス・エム)
英:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 精神疾患の診断・統計マニュアル (DSM)は、アメリカ精神医学会が作成している、精神障害に関する国際的な診断…
認知の歪み
「推論のあやまり」ともよばれます。 実際のできごとを極端にマイナスに評価したり、強迫的に解釈する認知傾向のことをさします。 D.バーンズが発見し、そのエッセンスを抽出した認知のゆがみ(推論のあやまり)には、以下の10種類…
認知行動療法
認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。 認知療法・認知行動療法は、欧米ではうつ病や不安障害(パニック障害、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害、強迫性障害など)、不眠症…
任意入院
任意入院(にんいにゅういん)は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に定められている精神障害者の入院形態の1つ。精神保健法の昭和63年改正で明文化された入院形式。精神科病院への入院であっても、まず本人自身のインフォーム…
復職支援プログラム
厚生労働省は、事業所向けマニュアルとして「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を作成し、このなかで、事業場職場復帰支援プログラム(「職場復帰支援プログラム」)を策定して、職場復帰支援を組織的かつ計画的…
バーンアウト(燃え尽き症候群)
バーンアウトとは、アメリカの心理学者フロイデンバーガーが1980年に提唱した概念で、それまで人一倍活発に仕事をしていた人が、なんらかのきっかけで、あたかも燃え尽きるように活力を失ったときに示す心身の疲労症状をいいます。 …
汎適応症候群
カナダの生理学者セリエ(Selye,H.)は、多様なストレッサーによって起こる身体的な非特異的反応を汎適応症候群と定義しました。ストレッサーとはストレス反応を引き起こす刺激のことです。汎適応症候群は次の3段階で進むとされ…
発達障害
発達障害者支援法において「発達障害」とは、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています…
森田療法
森田療法とは、我国の精神科医、森田正馬(もりたまさたけ)によって1919年に創始された独自の精神療法です。元来は強迫性障害、社交恐怖や広場恐怖などの恐怖症性不安障害、パニック障害、全般性不安障害、心気障害などの神経症性障…
メンタリング
「メンタリング」(mentoring)とは人材育成の手法の一つで、「メンター」(mentor)と呼ばれる経験豊かな年長者が、組織内の若年者や未熟練者と定期的・継続的に交流し、対話や助言によって本人の自発的な成長を支援する…
メラビアンの法則
アルバート・メラビアン(Albert Mehrabian、1939年 – )心理学者 コミュニケーション学者 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学名誉教授。 彼が発見した、感情や態度について矛盾…
メンタルヘルス教育
メンタルヘルス教育とは,メンタルヘルスケアが適切に実施されるために,労働者等にメンタルヘルスに関する知識等を付与することです。「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では,労働者には「セルフケア」を促進するための教育を…
メンタルヘルス推進担当者
メンタルヘルス推進担当者とは、産業医等の助言、指導等を得ながら事 業場のメンタルヘルスケアの推進の実務を担当する役割のことです。事業場 内メンタルヘルス推進担当者は、衛生管理者や常勤の保健師等から選任することが望ましい。…
メンタルヘルス指針
厚生労働省は「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(メンタルヘルス指針、平成18 年3 月策定、平成27 年11 月30 日改正)を定め、職場におけるメンタルヘルス対策を推進しています。 本指針は、労働安全衛生法第7…
4つのケア
厚生労働省は平成18年3月に「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を定めて、職場におけるメンタルヘルス対策を推進しています。4つのケアとはこの指針の中で示されているメンタルヘルスケアのことで、メンタルヘルス対策を効果…
要求度・コントロールモデル(JD-C(Job Demand-Control Model)モデル)
職場で受けるストレスのことを「職業性ストレス」といいます。職業性ストレスがどう生じるのかを系統的に説明した「職業性ストレスモデル」というものがあります。 職業性ストレスモデルで代表的なものに、JD-C(Job Deman…
臨床心理士
臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が実施する試験に合格し、認定を受けることで取得できる資格です。認定試験を受けるためには、指定された大学院で、所定の単位・実習を修め、修士課程を修了する必要があります。ま…
レジリエンス
レジリエンスとは、元々は「弾性」を意味する物理学の用語でしたが、近年では心理学や精神医学など幅広い領域で用いられるようになりました。レジリエンスを初めて精神的活動と関連付けたのがアメリカの研究者Rutterで、深刻な危険…